十和田市議会 > 2021-03-03 >
03月03日-議案説明-01号

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  1. 十和田市議会 2021-03-03
    03月03日-議案説明-01号


    取得元: 十和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-20
    令和 3年  3月定例会(第1回)   令和3年3月3日(水曜日)                                        議事日程第1号 令和3年3月3日(水)午前10時開議 第1  議席の指定 第2  議席の変更 第3  会議録署名議員の指名 第4  会期の決定 第5  諸般の報告 第6  陳情第2―1号 後期高齢者医療費窓口負担現状維持を求める意見書提出             の陳情の委員長報告 第7  観光建設常任委員会所管事務調査の報告 第8  民生福祉常任委員会所管事務調査の報告 第9  報告第1号 専決処分の報告について      専決第23号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第12号) 第10  報告第2号 専決処分の報告について      専決第1号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第13号) 第11  報告第3号 専決処分の報告について      専決第2号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第14号) 第12  報告第4号 専決処分の報告について      専決第3号 自動車事故に係る和解について 第13  報告第5号 専決処分の報告について      専決第4号 除雪作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について 第14  報告第6号 専決処分の報告について      専決第5号 新同報系防災行政無線整備工事請負契約の一部変更契約の締結            について 第15  報告第7号 専決処分の報告について      専決第6号 十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命            化改修工事その1(建築工事請負契約の一部変更契約の締結            について 第16  報告第8号 専決処分の報告について      専決第7号 十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命            化改修工事その1(電気設備工事請負契約の一部変更契約の            締結について 第17  報告第9号 専決処分の報告について      専決第8号 十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命            化改修工事その2(電気設備工事請負契約の一部変更契約の            締結について 第18  報告第10号 専決処分の報告について      専決第9号 十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命            化改修工事その2(機械設備工事請負契約の一部変更契約の            締結について 第19  議案第1号 十和田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定につ           いて 第20  議案第2号 押印を求める手続の見直しのための関係条例の整備に関する条例           の制定について 第21  議案第3号 十和田職員定数条例の一部を改正する条例の制定について 第22  議案第4号 十和田駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 第23  議案第5号 十和田国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定につい           て 第24  議案第6号 十和田介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 第25  議案第7号 十和田市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正す           る条例の制定について 第26  議案第8号 十和田下水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例           の制定について 第27  議案第9号 定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結につ           いて(野辺地町) 第28  議案第10号 定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結につ           いて(七戸町) 第29  議案第11号 定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結につ           いて(六戸町) 第30  議案第12号 定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結につ           いて(横浜町) 第31  議案第13号 定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結につ           いて(東北町) 第32  議案第14号 定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結につ           いて(六ヶ所村) 第33  議案第15号 (仮称)地域交流センター建築工事請負契約の締結について 第34  議案第16号 十和田地区食肉処理事務組合規約の変更について 第35  議案第17号 十和田地区食肉処理事務組合の解散について 第36  議案第18号 十和田地区食肉処理事務組合の解散に伴う財産処分について 第37  議案第19号 青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及           び青森県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更並びに青           森県市町村総合事務組合規約の変更について 第38  議案第20号 青森県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減           少及び青森県市町村職員退職手当組合規約の変更について 第39  議案第21号 市道路線の廃止について 第40  議案第22号 市道路線の認定について 第41  議案第23号 令和3年度十和田一般会計予算 第42  議案第24号 令和3年度十和田国民健康保険事業特別会計予算 第43  議案第25号 令和3年度十和田後期高齢者医療特別会計予算 第44  議案第26号 令和3年度十和田介護保険事業特別会計予算 第45  議案第27号 令和3年度十和田温泉事業特別会計予算 第46  議案第28号 令和3年度十和田水道事業会計予算 第47  議案第29号 令和3年度十和田下水道事業会計予算 第48  議案第30号 令和3年度十和田病院事業会計予算 第49  議案第31号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第15号) 第50  議案第32号 令和2年度十和田国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第51  議案第33号 令和2年度十和田後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第52  議案第34号 令和2年度十和田介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 第53  議案第35号 令和2年度十和田水道事業会計補正予算(第3号) 第54  議案第36号 令和2年度十和田下水道事業会計補正予算(第3号) 第55  議案第37号 令和2年度十和田病院事業会計補正予算(第5号) 第56  同意第1号 十和田教育委員会委員の任命について 第57  同意第2号 十和田監査委員の選任について                                        本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ただし、追加日程第1 発議第1号 令和3年度予算案策定過程において『議員から                  職員へのパワーハラスメント的な圧力や要求など』                  が行われたことを調査するための特別委員会の設                  置     議案第15号、議案第19号、議案第20号及び議案第31号を先議                                        出席議員(22名)    1番  笹 渕 峰 尚    2番  山 田 洋 子    3番  今 泉 信 明    4番  中 嶋 秀 一    5番  中 尾 利 香    6番  小笠原 良 子    7番  山 端   博    8番  櫻 田 百合子    9番  氣 田 量 子   10番  斉 藤 重 美   11番  久 慈 年 和   12番  江 渡 信 貴   13番  堰野端 展 雄   14番  工 藤 正 廣   15番  石 橋 義 雄   16番  小 川 洋 平   17番  赤 石 継 美   18番  豊 川 泰 市   19番  織 川 貴 司   20番  野 月 一 博   21番  戸 来   伝   22番  畑 山 親 弘                                        欠席議員(なし)                                        説明のため出席した者   市     長  小山田   久   総 務 部 長  中 野 孝 則   企 画 財政部長  漆 舘 典 子   民 生 部 長  小 林 秀 記   健 康 福祉部長  佐々木   操   農 林 商工部長  田 村 和 久   建 設 部 長  杉 沢 健 一   上 下 水道部長  森   忠 久   病院事業管理者  丹 野 弘 晃   病 院 事務局長  中 谷 慎 志   教  育  長  丸 井 英 子   教 育 部 長  中 野 寿 彦   選挙管理委員会  欠 畑 茂 治   委  員  長   代 表 監査委員  髙 岡 和 人   農業委員会会長  杉 山 秀 明                                        職務のため出席した事務局職員   事 務 局 長  福 島   均   次     長  鳥 谷 正 幸   主     査  村 中 健 大   主     査  岩 城 圭 祐 ○議長(畑山親弘) 開会に先立ちまして、新たに説明員となった方の紹介をいたします。  選挙管理委員会委員長に就任されました欠畑茂治氏をご紹介します。 ◎選挙管理委員会委員長欠畑茂治) 欠畑でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(畑山親弘) ここで市長から発言の申出がありますので、これを許可します。       (市長から副市長退任の報告)                                                                   午前10時00分 開会 ○議長(畑山親弘) 出席議員は定足数に達していますので、定例会は成立しました。  ただいまから令和3年2月24日告示招集されました令和3年第1回十和田市議会定例会を開会します。 ○議長(畑山親弘) これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、議事日程第1号をもって進めます。 △日程第1 議席の指定 ○議長(畑山親弘) 日程第1、議席の指定を行います。  このたび新たに当選されました笹渕峰尚議員の議席は、会議規則第4条第2項の規定により、21番に指定します。  ここで、新議員を紹介申し上げます。  21番 笹渕峰尚議員 ◆21番(笹渕峰尚) よろしくお願いいたします。 △日程第2 議席の変更 ○議長(畑山親弘) 日程第2、議席の変更を行います。  今回新たに当選されました笹渕峰尚議員議席指定に関連し、会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部を変更します。  その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。       (議会事務局次長議席番号氏名朗読)                                         議長が指定した議席は次のとおり。   1番 笹 渕 峰 尚       2番 山 田 洋 子   3番 今 泉 信 明       4番 中 嶋 秀 一   5番 中 尾 利 香       6番 小笠原 良 子   7番 山 端   博       8番 櫻 田 百合子   9番 氣 田 量 子       10番 斉 藤 重 美   11番 久 慈 年 和       12番 江 渡 信 貴   13番 堰野端 展 雄       14番 工 藤 正 廣   15番 石 橋 義 雄       16番 小 川 洋 平   17番 赤 石 継 美       18番 豊 川 泰 市   19番 織 川 貴 司       20番 野 月 一 博   21番 戸 来   伝 ○議長(畑山親弘) それでは、変更しました議席にそれぞれお着き願います。  暫時休憩します。                           午前10時03分 休憩                                                                   午前10時04分 開議 ○議長(畑山親弘) 休憩を解いて会議を開きます。 △日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長(畑山親弘) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、11番久慈年和議員、12番江渡信貴議員を指名します。 △日程第4 会期の決定 ○議長(畑山親弘) 日程第4、会期の決定を議題とします。  お諮りします。今定例会の会期は、本日から3月22日までの20日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、会期は20日間と決定しました。       (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) 戸来伝議員 ◆21番(戸来伝) 私は、令和3年度予算案策定過程において『議員から職員へのパワーハラスメント的な圧力や要求など』が行われたことを調査するための特別委員会を設置することを求める動議を提出いたします。
    ○議長(畑山親弘) 文書か何かありますか。 ◆21番(戸来伝) あります。 ○議長(畑山親弘) では、それを。  ただいま戸来議員から動議が提出され、所定の賛成者がありますので、本動議は成立しました。  暫時休憩します。                           午前10時06分 休憩                                                                   午後 1時30分 開議 ○議長(畑山親弘) 休憩を解いて会議を開きます。 △追加日程の件 ○議長(畑山親弘) 先ほど提出されました動議の内容をお手元に配付しましたので、ご確認ください。  令和3年度予算案策定過程において『議員から職員へのパワーハラスメント的な圧力や要求など』が行われたことを調査するための特別委員会の設置の件について、8人で構成するパワーハラスメント調査特別委員会を設置し、これに付託して審査することの動議を直ちに日程に追加し、議題とすることについて採決いたします。この採決は起立により行います。  本動議を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに賛成の方の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(畑山親弘) 起立多数です。  よって、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。 △追加日程第1 発議第1号 令和3年度予算案策定過程において『議員から職員へのパワーハラスメント的な圧力や要求など』が行われたことを調査するための特別委員会の設置 ○議長(畑山親弘) 追加日程第1、発議第1号 令和3年度予算案策定過程において『議員から職員へのパワーハラスメント的な圧力や要求など』が行われたことを調査するための特別委員会の設置の件についてを議題とします。  この際、提出者の説明を求めます。  21番 戸来伝議員 ◆21番(戸来伝) 令和3年度予算案策定過程において『議員から職員へのパワーハラスメント的な圧力や要求など』が行われたことを調査するための特別委員会を設置することを求める動議として、地方自治法第100条の第1項に基づき、議員による市職員へのパワーハラスメント問題についての調査特別委員会の設置を求めます。  調査によりますと、一部の議員は令和3年度予算の策定途中で、市職員に不当に圧力をかけた疑いが出てきております。私たち議員は、市民の声を市政に届け、予算に反映させることが大切な役目ですが、それはあくまでも要望活動としてであります。議員としての立場を利用しての圧力行動は、万が一にもあってはならないものです。今の社会でこれをパワーハラスメントと称し、強く戒めております。  また、この職員は女性ですので、セクシャルハラスメントあるいはモラルハラスメントにもなりかねません。これらのことから、この件について、議会として詳しく調査し、事実関係を明らかにし、二度とこのようなことが起こらないようにすべきと考えます。  ちなみに、地方自治法第100条では、市議会は市の事務に関する調査を行うことができると明記しています。すなわち、市の事務が適正に行われているかどうか調査できるということです。見方を変えると、市の事務が適正に行われていない場合は、見逃してはいけないということです。それが私たちの、議会の役目なのです。  以上、提案理由を説明させていただきました。法を守る立場から、さらには市議会の権威を保つ上からも、本日直ちに百条委員会を設置することを求めます。 ○議長(畑山親弘) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより討論に入ります。  まず、本件に対する反対討論の発言を許します。  15番 石橋義雄議員 △原案に対する反対討論        (15番 石橋義雄 登壇) ◆15番(石橋義雄) 本提案に対して、反対の立場から一言発言をしたいと思います。  今の提案理由を聞きますと、確かにパワーハラスメントなるものがあったとすれば、これは非常にゆゆしきことだろうと思います。ただ、どういう発言をしたのか、誰がしたのか、あるいは誰が聞いて、誰に言ったのかというようなことが全然話されませんでしたので、議員の立場として調査特別委員会、百条なるものが果たして適正なのかなと自分に問いかけてみました。  例えばこういう事案があった場合に、職員は当然市長にも報告をしているはずだと私は思います。何々議員からこれだけのことを言われましたということを言っているはずだと私は理解しています。私ども議員も当然町内会だとか、支持者から自分の地域に関わる問題を要請されれば、それはそれぞれの担当課に行って、防犯灯をつけてくれとか、道路を直してくれ、橋を架け替えてくれというお願いを当然します。そのときの言葉として、それが強かったのか、威圧的だったのかといえば、それは取る側の裁量というのですか、そうなると思うのですが、私どもも自分たちの地域の思いを何としても形にしたいと思えば、それは強く言ったりするときもあると思います。けれども、それは威圧的であったり、脅しで言っているものではないと、私自身はそう自分に言い聞かせて活動しているつもりです。  そこで、今のようなことを、例えばパワーハラスメントだとか、そういう事案で片づけることがあるとすれば、これから行政は誰々議員が来ましたと、どういうお願いをしていきましたと、その発言の内容はこういうことです、やっぱり市長に報告すべきだと思います。そうでないと、こういう事案はなくならない。部長も知らない、例えば市長も知らない、誰も知らないという中で、聞いた話だから、これはセクハラに当たるのではないかというふうなことをされるのであれば、私どもも地域の要望をお願いしに行けなくなります。  したがって、議員がこれからも地域のこと、十和田市のことを思って活動できるようにするためには、やっぱり各部署に行ってお願いできる仕組みというものをきちっとつくっておかなければならないし、併せて先ほども提案理由があったように、やはりパワハラ的なものがあったとすれば、それはちゃんと戒めなければならないし、話をしなければならんと私はそう思っていますが、いずれにしても議員活動の一環として、今回のこれは、事実というものははっきり分かりませんので、私はその提案に反対の立場から意見を申し上げましたので、よろしくお願いします。 ○議長(畑山親弘) 12番 江渡信貴議員 △原案に対する反対討論        (12番 江渡信貴 登壇) ◆12番(江渡信貴) 私は、本動議に対して、反対の立場を取らせていただきます。  先ほど石橋議員も申したとおり、やはりこのようなパワーハラスメント、その他もろもろは、とても今後も気をつけなければいけないことだと、また議員同士でもいろいろ話し合っていかなければいけないことだと思っております。しかしながら、これまで各議員皆様議員活動において要望や、また電話で皆様に、理事者側に話をしたことは多々あると思いますし、していることは承知のことだと思っております。  また、こういうふうなことが、活動が我々はできなくなるのではないかと思っております。やはり理事者側と我々が話し合いながら、双方が納得いく、共有できるようなものをつくっていかなければならないと私は思っております。ですから、このような百条委員会とか、その方に対して、もしその方が……誰かは分かりません。うわさの域で今はあると、私は思っております。例えばそれが本当の話だとして、その方の名前が出ることによって、その方にすごくご迷惑もかけると思いますし、また行った議員が、それも本当の話だとしても、双方にとってこの先を考えて進めるためには、この問題を本当に共有して、話し合って解決していかなければいけないことなので、百条委員会等ということは、とても十和田市発展のためにマイナスになると私は思っておりますので、反対をさせていただきたいと、そのように思っております。  以上です。 ○議長(畑山親弘) ほかに討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) これにて討論を終了します。  本動議のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(畑山親弘) 起立多数です。  よって、本動議は可決されました。  暫時休憩します。                           午後 1時43分 休憩                                                                   午後 2時07分 開議 ○議長(畑山親弘) 休憩を解いて会議を開きます。  ここで特別委員の選任を行います。パワーハラスメント調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条の規定により、21番戸来伝議員、16番小川洋平議員、15番石橋義雄議員、14番工藤正廣議員、12番江渡信貴議員、11番久慈年和議員、6番小笠原良子議員、3番今泉信明議員、以上の8名を指名します。  ただいま選任されましたパワーハラスメント調査特別委員会の委員は、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果をご報告願います。  暫時休憩します。                           午後 2時08分 休憩                                                                   午後 2時30分 開議 ○議長(畑山親弘) 休憩を解いて会議を開きます。  パワーハラスメント調査特別委員会における正副委員長の互選の結果について報告がありましたので、お知らせします。  委員長に14番工藤正廣議員、副委員長に6番小笠原良子議員、以上でございます。 △日程第5 諸般の報告 ○議長(畑山親弘) 日程第5、諸般の報告を行います。  最初に、総務文教常任委員会委員の補充について報告いたします。欠員が生じていた総務文教常任委員会委員に、去る1月25日、委員会条例第8条の規定により笹渕峰尚議員を議長において選任いたしました。  議長の処理事項及び議員派遣の報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりですので、ご了承願います。 △日程第6 陳情第2―1号 後期高齢者医療費窓口負担現状維持を求める意見書提出の陳情の委員長報告 ○議長(畑山親弘) 日程第6、陳情第2―1号 後期高齢者医療費窓口負担現状維持を求める意見書提出の陳情の委員長報告を議題とします。  本陳情に関し、委員長の報告を求めます。  民生福祉常任委員長 19番 織川貴司議員 △民生福祉常任委員長報告        (19番 織川貴司 登壇) ◆19番(織川貴司) 令和2年9月18日の本会議において、当委員会に付託されました陳情第2―1号 後期高齢者医療費窓口負担現状維持を求める意見書提出の陳情につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本陳情の趣旨は、国に対し、後期高齢者医療費窓口負担については現状維持に努めることとの意見書を提出することを求めるというものです。  当委員会では、4回にわたり委員会を開催し、理事者から説明を受けるなど、慎重に審査を進めてまいりました。  審査に当たって、まずは理事者の出席を求め、現行の後期高齢者医療制度などの説明を受けました。理事者からは、医療費の財源構成は、窓口負担分を除き公費が5割、現役世代からの支援が4割、被保険者から徴収した保険料が1割であること。国は、後期高齢者の窓口負担割合を一定所得以上の方は2割とし、それ以外の方は1割とする方向で検討していること。窓口負担割合引上げの理由は、令和4年には団塊の世代が75歳以上の高齢者となり、現役世代の負担が大幅に増えることが想定されるためであること。施行時期や2割負担となる方の所得基準は、高齢者の生活等に与える影響を見極め、適切な配慮の下、検討を行っていることなどの説明を受けました。  質疑において、負担はどのくらい増えるのかとの質問に対し、理事者からは、医療費総額の試算として、平成28年度の実績に対し、平成30年度には約5億円、令和5年度には約18億円増える見込みとなっているとの答弁がありました。  また、現在当市で、窓口負担が1割の方と3割の方の人数は、それぞれどのくらいかとの質問に対し、理事者からは、1割負担は9,418人、3割負担は427人であるとの答弁がありました。  陳情の審査において委員から、少子化になってきており、支える方のことを考えると、窓口負担割合を上げざるを得ないと思う。今後は、ある程度所得のある方からも徴収していかなければ、制度自体が成り立たないと思う。窓口負担割合を決める年収は、200万円ではなく、240万円にしてほしかったなどの意見が出されました。採決した結果、賛成少数で不採択とすべきものに決定いたしました。  以上、当委員会に付託となりました陳情の審査の経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定どおり議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(畑山親弘) ただいまの委員長報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより採決を行います。  本陳情は起立により採決します。  お諮りします。本陳情の委員長報告は不採択とすべきものであります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(畑山親弘) 起立少数です。  よって、陳情第2―1号は不採択とすることに決定しました。 △日程第7 観光建設常任委員会所管事務調査の報告 ○議長(畑山親弘) 日程第7、観光建設常任委員会所管事務調査の報告を議題とします。  観光建設常任委員長から所管事務調査の報告の申出がありますので、発言を許します。  観光建設常任委員長 15番 石橋義雄議員 △観光建設常任委員長報告        (15番 石橋義雄 登壇) ◆15番(石橋義雄) 令和3年2月5日の観光建設常任委員会で調査した除雪の状況についての調査の経過と結果をご報告申し上げます。  理事者側からは、当市では市内を9つの工区に分けて除雪出動を行っていること。今年度は大雪に加えて気温がマイナスになる日が多いため、雪解けがなかなか進まない状況にあること。除雪委託費の予算額は、当初は2億5,000万円だったが、昨年12月28日に1億円、今年1月13日に1億5,000万円の追加を専決処分し、現時点で5億円となっていること。1月末までの除雪の出動状況は全域出動が6回、吹きだまり等に対応するための部分出動が602回と多く、この結果、予算の執行額は4億507万8,000円にまで達していること。除雪出動後に各家の前に残される雪について、市民から多くの苦情が寄せられているが、これについてはチラシの配布により、市民のご協力をお願いしていることなどの説明を受けました。  質疑において、国に予算援助を求めているかとの委員からの質問に対し、理事者側からは、県内の他市町村と足並みをそろえて要望を行っているとの答弁がありました。除雪の苦情は、除雪業者に直接伝えるよう市民に案内しているのかとの質問に対し、基本的に市で苦情を受けて、業者に指示しているとの答弁がありました。なぜ交差点部分に雪の段差が生じるのかとの質問に対し、県道と市道の交差点では、県と市の重機の相違により段差が生じる場合があるため、市が直営により解消に努めているとの答弁がありました。苦情の件数を工区ごとに集計しているかとの質問に対して、していないとの答弁がありました。市民に対し、除雪は幹線道路が優先で、枝線は後になることを広報で周知できないかとの質問に対し、検討したいとの答弁がありました。無許可の雪堆積の苦情とは何かとの質問に対し、市が確保した場所以外の空き地に除雪業者が雪を堆積させる場合があり、その場合は市で雪を撤去しているとの答弁がありました。雪捨場の確保は難しいのかとの質問に対し、現地を確認し、業者が使いやすい条件の場所を確保できるよう考えていかなければならないとの答弁がありました。道路のマンホール部分に生じる雪の段差にどう対応するのかとの質問に対し、土木課と下水道課が連携して対応しなければならないと考えているとの答弁がありました。業者がオペレーターの確保や機械の更新をできなくなってくる状況が想定されるが、対応を考えているかとの質問に対し、問題解決のめどが立っていないので、改めて検討していかなければならないと考えているとの答弁がありました。  当委員会といたしましては、広報を活用して、雪を捨てられる空き地の募集をしてほしい、また除雪機が田んぼに雪寄せし、田んぼに石が入ってしまう例があり、地域ごとの問題を把握してほしいとの意見集約をしました。  以上、当委員会での所管事務調査の経過と結果についてご報告を申し上げます。 △発言の訂正について ○議長(畑山親弘) 石橋議員 ◆15番(石橋義雄) 先ほどの私の壇上からの報告の中で、令和3年2月9日の観光建設と報告しましたが、2月5日……       (「5日って言ったじゃん」と呼ぶ者あり)  私が9日と言ったそうです。それが5日ですので、訂正をお願いします。 ○議長(畑山親弘) ただいまの発言訂正の申出は、これを許可します。 ○議長(畑山親弘) ただいまの委員長報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  以上で観光建設常任委員会所管事務調査の報告を終わります。 △日程第8 民生福祉常任委員会所管事務調査の報告 ○議長(畑山親弘) 日程第8、民生福祉常任委員会所管事務調査の報告を議題とします。  民生福祉常任委員長から所管事務調査の報告の申出がありますので、発言を許します。  民生福祉常任委員長 19番 織川貴司議員 △民生福祉常任委員長報告        (19番 織川貴司 登壇) ◆19番(織川貴司) 令和3年1日27日の民生福祉常任委員会で調査した在宅医療提供に係るとわだ診療所の訪問診療の取組状況についての調査の経過と結果をご報告申し上げます。  理事者からは、地域における訪問診療の機能を強化・補充することを目的として、十和田市立中央病院附属とわだ診療所を令和元年10月に中央病院敷地内のさわらび会館に開設したこと。開設時間は休日等を除き、毎週火曜日が午前8時30分から12時まで、毎週水曜日が午前8時30分から午後5時までであり、診療科目は内科と外科であること。訪問診療件数が令和2年12月末現在、目標の約1.5倍の月平均約78件で推移していることは、地域において訪問診療、在宅医療等の需要及び必要性が高いことを示しており、診療体制の充実等により、今後件数が増えていく可能性があること。今後は在宅医療を提供する専門の診療所として、住み慣れた環境で生活を続け、最期まで家族と一緒に生活したいという患者の思いを実現できるよう、訪問看護師、薬局等と連携し、在宅医療における患者のサポート及び診療体制の充実を図っていきたいと考えていること。令和元年度と令和2年度の月当たりの平均診療実績を比較すると、訪問件数は35件から78.4件へ、みとり件数は1.5件から6.7件へ増えていることなどの説明を受けました。  質疑において、医師は足りているのかとの委員からの質問に対し、理事者からは、診療所所長のほか、病院事業管理者と応援医師で対応している、現在の体制では難しいが、今後も増加するニーズに対応していきたいとの答弁がありました。  また、訪問時の体制についての質問に対し、医師、事務員、訪問看護師、ケアマネージャーで診療を行っているとの答弁がありました。  当委員会といたしましては、訪問診療は家族にとっても、患者にとってもありがたいので続けてほしい、また今後需要が増え、要望全てに対応できなくなったときなどは、市民への説明を丁寧にしてほしいと意見集約いたしました。  以上、当委員会での所管事務調査の経過と結果についてご報告申し上げます。 ○議長(畑山親弘) ただいまの委員長報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  以上で民生福祉常任委員会所管事務調査の報告を終わります。 △日程第9 報告第1号 専決処分の報告について~日程第57 同意第2号 十和田監査委員の選任について ○議長(畑山親弘) 日程第9、報告第1号 専決処分の報告についてから日程第57、同意第2号 十和田監査委員の選任についてまでの報告10件、議案37件、同意2件を一括上程します。  この際、理事者から提案理由の説明を求めます。  市長       (市長 小山田 久 登壇) ◎市長(小山田久) 令和3年第1回十和田市議会定例会の開会に当たり、所信の一端並びに市政運営の基本方針を申し述べます。  私は、去る1月24日に執行されました市長選挙において、引き続き、4期目の市政を担わせていただくこととなりました。  改めて市長としての責務を重く受け止め、本市のさらなる発展と諸課題の解決に真摯に取り組むとともに、「未来に向けて着実に」まちづくりを進めてまいる所存であります。  さて、新型コロナウイルス感染症については、一部の都府県において2回目となる緊急事態宣言が発令されたことなどにより、感染者は減少傾向にあるものの、まだまだ収束を見通せない状況となっております。こうした中、2月から医療従事者を対象としたワクチンの先行接種が始まり、それ以降は高齢者等に順次ワクチン接種が実施されるなど、収束への道筋が少しずつ見えてきたのではないかと感じております。  本市におきましても、まずは市民の命と生活を守り抜くため、ワクチン接種を着実に実施していくとともに、新しい生活様式も取り入れ、引き続き議員各位をはじめ、市民の皆様と連携・協働して各施策を積極的に展開し、私が公約に掲げました「市民が豊かさを実感し活躍できるまちづくり」、「子供や孫がふるさとに住みたいと思えるまちづくり」、「みんなが不安なく、安全に暮らせるまちづくり」に邁進してまいる所存であります。  こうした思いの下、令和3年度の市の諸施策の中で、特に重点的に取り組む事項についてご説明いたします。  まずは、新型コロナウイルス感染防止対策の推進についてであります。2月1日付で設置しました新型コロナウイルス感染症ワクチン接種対策室を中心に、高齢者をはじめ、ワクチン接種を着実に実施するとともに、基本的な感染予防対策を周知徹底するなど、感染防止に努めてまいります。このほか高齢者等市民の方々にご利用いただいている市街地循環バス等の車内の感染防止対策として、抗ウイルス・抗菌コーティング加工を行うほか、今年度に引き続き小中学校のエアコン整備を計画的に進めてまいります。  また、コロナ禍により様々な影響を受けている事業者に対しては、事業の継続・雇用の維持などの支援に努めてまいります。  2点目は、移住・定住促進等による人口減少対策の充実であります。  コロナ禍により首都圏等から地方への移住の関心が高まっていることから、住宅取得費用等の補助を継続するとともに、移住お試し住宅事業を拡充するなど、移住希望者の要望に応える受入れ態勢を強化し、引き続き新たな移住者を呼び込む仕組みづくりに取り組んでまいります。  また、結婚新生活の支援として、新婚夫婦が新生活をスタートするための費用の一部を補助する事業を新たに実施するほか、移住・結婚支援の情報発信や婚活イベントについては、引き続き、上十三・十和田湖広域定住自立圏全体で連携しながら取り組んでまいります。  さらに、子供を産み育てやすい環境づくり及び子育て世帯の支援のため、新規事業として育児用品等を購入できる商品券の給付事業を実施してまいります。  3点目は、デジタル化を活用した市民サービスの向上、様々な働き方に対応したまちづくりであります。  市民の利便性の向上と行政手続の効率化のため、市民の各種申請について、県とのシステムの共同利用による電子申請を開始するほか、市街地循環バス等の現在地が分かるバスロケーションシステムの導入や市税等の納付に係るクレジットカード決済の導入などを実施してまいります。  また、ICT等を活用した農業振興については、新たに農業用ドローンの購入費用や自動運転機能を有するトラクターのGPS利用料の補助をすることにより、スマート農業の導入を促進し、生産性の向上及び労働力不足の解消に努めてまいります。  さらに、デジタル機器を活用した高齢者等の見守り支援として、家族と離れて暮らす独り暮らしの高齢者を見守るロボットを試験導入するほか、GPS位置情報を用いて道に迷ってしまった認知症の高齢者を探すことができる機器の利用助成を実施してまいります。  4点目は、公共施設の整備についてであります。  市民が安全・安心で快適に公共施設を利用できる環境を確保するため、「十和田市公共施設等総合管理計画」に基づき、施設の耐震化・改修及び更新などを計画的に進めてまいります。  令和3年度は(新)志道館、(仮称)地域交流センター及び(仮称)公共交通拠点の整備を進め、令和4年4月からの供用開始を目指してまいります。  また、市営相撲場の屋根等の整備については、令和8年度に開催される国民スポーツ大会に向けて、計画的に進めてまいります。  5点目の大型食肉処理施設の誘致による食肉流通拠点の整備及び雇用の確保については、事業者による企業立地の意向が示されたことから、早期実現に向けて引き続き取り組んでまいります。  以上、令和3年度に特に重点的に取り組む事項について申し述べましたが、その他の施策につきましては、「第2次十和田市総合計画」に掲げる基本目標に沿ってご説明いたします。  まず、基本目標の1「市内外からより多くの人々や消費を呼び込めるまち」に関してであります。  農業の振興については、次世代につながる担い手の育成・確保に引き続き取り組むとともに、とわだ産品の販売促進、地産地消の推進に取り組んでまいります。  畜産の振興については、肉用牛の主産地づくりを強化するため、ゲノミック育種価に基づいた高能力雌牛の地域内保留を促進するなど、生産基盤の強化を図ってまいります。  観光の充実については、引き続き、一般社団法人十和田奥入瀬観光機構と連携し、効果的なプロモーションや新たな観光メニューの開発、事業者支援等に取り組んでまいります。  また、国立公園満喫プロジェクトが令和3年度以降も継続されることを踏まえ、奥入瀬渓流館のネイチャーガイド機能の強化及びワーケーションなど新たな取組の創出を図りながら、奥入瀬ビジョンに基づき、自然の魅力を生かした選ばれる観光地域づくりを進めてまいります。  十和田市現代美術館では、今年度に引き続き、アーツ・トワダグランドオープン10周年記念企画展を開催するほか、常設作品の一部を入れ替えるとともに、昨年11月に国の認定を受けた「現代美術館を中核とした文化観光推進拠点計画」に基づき、アートによるまちづくりの魅力を発信してまいります。  商業・サービス業の振興及び雇用の安定については、国、県、関係機関等と連携してコロナ禍における市内経済活動の維持・促進に取り組んでまいります。  次に、基本目標2「地域全体で子育て・子育ちをしっかりと支えるまち」に関してであります。  子育て支援の充実については、引き続き、幼児教育・保育の無償化や保育料の軽減、医療費の助成などを通じ、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るとともに、乳幼児健診や発達支援などの充実を図り、安心して子供を産み育てられる環境づくりに努めてまいります。  また、保育所等において、日常生活を営むために医療が必要な障害のある「医療的ケア児」の受入れ態勢を整備するための支援をしてまいります。  子育て世代親子支援センターにおいては、児童虐待の未然防止や妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援体制の充実を図ってまいります。  さらに、子供が健やかに成長できる環境を整えるため、老朽化が著しく、緊急性の高い保育所等の施設整備を支援してまいります。  学校教育の充実については、学習指導要領に基づき、重点課題として「授業」「心の教育」「キャリア教育」の充実に努めてまいります。  そのために、主として、GIGAスクール構想の実現に向けたICTの活用、外国語指導助手(ALT)や外国語教育コーディネーターの活用、アシスタントティーチャーの学校派遣による教科指導支援、夢・希望・志の育み、特色ある学校づくりの推進に取り組んでまいります。  学校施設の整備については、令和5年4月の開校に向け、洞内・松陽地区統合小中学校の建設に取り組んでまいります。  次に、基本目標3「すべての市民が健やかに暮らせるまち」に関してであります。  健康づくりの推進については、市民がより健診を受けやすい体制づくりを行うとともに、健診未受診者への受診勧奨の強化及び働き盛り世代の糖尿病予防対策に取り組んでまいります。  自殺の予防については、中学生を対象にSOSの出し方や命の大切さについての健康教育を継続するとともに、市民や市職員等が、様々な悩みを持つ人に気づき、支援できるよう、人材の育成に取り組んでまいります。  地域医療の推進については、市立中央病院において新たに「病院改革プラン」の策定を行い、着実に取り組むことにより、医療の質の向上、病院経営の健全化を図ってまいります。  また、地域医療支援病院として、かかりつけ医や訪問看護事業者との連携を強化するとともに、地域医療連携推進法人の設立により、上十三医療圏における将来的な医療提供体制の構築にも中心的な役割を果たしてまいります。  高齢者福祉の充実については、令和3年度から令和5年度までを計画期間とする「第8期十和田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」に基づき、関係機関との協働、連携の下、高齢者の自立支援と介護予防、要介護状態の重度化防止の推進に取り組んでまいります。  また、判断能力が不十分な高齢者等が適切な支援を受けることができるよう、十和田市成年後見センターを設置し、成年後見制度の利用を支援する体制づくりに取り組んでまいります。  障害者福祉の充実については、地域が共に支え合う共生社会となるよう、障害のある方への日常生活や社会参加を支援するとともに、包括的な支援体制の整備に努めてまいります。  国民健康保険・後期高齢者医療制度の健全運営については、高齢者の保健事業と介護予防を一体的に取り組むフレイル予防事業を実施するなど、医療費支出の適正化等に取り組んでまいります。  次に、基本目標4「だれもが楽しく学び、豊かな心と文化が息づくまち」に関してであります。  生涯学習の推進については、市民の生涯にわたる多様な「学び」を支援する取組の充実に努め、活力ある地域社会の創造を目指してまいります。  文化の振興については、市民の発表・鑑賞機会の確保を図り、文化芸術活動を支援するとともに、文化遺産の保存・継承及び活用に努めてまいります。  スポーツ活動の充実については、年齢層に応じたスポーツの機会を提供するなど、市民が暮らしの一部としてスポーツに親しむことのできる環境の整備に努めてまいります。  次に、基本目標5「地域で助け合い、災害に強く犯罪のない、安全・安心なまち」に関してであります。  防災体制については、同報系防災行政無線の活用等により緊急事態に適切に対処するとともに、自主防災組織の設立を促進し、地域防災力の強化を通して、市民の安全と安心を確保してまいります。  また、消防力の強化については、消防屯所の整備、消防団車両の更新などを計画的に行うことにより、活動環境の向上を図ってまいります。  安全・安心な暮らしの確保については、昨年度3回目の認証を取得したセーフコミュニティに継続して取り組むとともに、市街地などへの防犯カメラの設置に取り組んでまいります。  広域自治組織の育成については、多様化・複雑化する地域課題に対応するため、おおむね小学校区を単位とした広域コミュニティー活動の活性化を図るとともに、新たな地域での組織化を引き続き進めてまいります。  空き家対策の推進については、「十和田市空家等対策計画」に基づき、空き家等の適正管理、利活用に取り組むほか、空き家の解体に対して補助を行い、空き家の解消に努めてまいります。  消費生活の安全・安心の確保については、消費生活センターにおける安定した相談体制の下、消費者被害の未然防止や消費者意識の醸成・向上を図ってまいります。  次に、基本目標6「ゆとりと潤いあふれる暮らしを実感できるまち」に関してであります。  自然環境の保全・活用については、自然環境・景観づくりを推進するため、稲生川ふれあい公園の補修を年次計画に基づき、引き続き行ってまいります。  生活環境の充実については、「みどりの管理計画」に基づき、公園、保全地区等の適正な管理に努めてまいります。  ごみ処理の適正化については、「第4次十和田市ごみ減量行動計画」に基づき、市民・事業者・行政が協働で、ごみ発生の抑制などに取り組み、循環型社会の形成に努めてまいります。  次に、基本目標7「快適な暮らしや活発な経済活動を支える都市基盤が整ったまち」に関してであります。  老朽化が進んでいる市営住宅については、「十和田市公営住宅等長寿命化計画」に基づき、改修工事や修繕を実施するとともに、民間資金等を活用したPFIによる整備に向けて取り組んでまいります。  また、住宅セーフティーネット制度の活用促進を図るため、住宅確保要配慮者の入居に係る家賃低廉化補助事業などを実施してまいります。  合葬墓の整備については、令和6年度の供用開始を目指し、計画的に整備を進めてまいります。  公共交通網の整備については、地域の特性に応じた交通手段の組合せにより、公共交通の維持に努めるとともに、引き続き市街地循環バス等を運行します。  道路及び橋梁については、計画的に整備を進めるとともに、「十和田市国土強靱化地域計画」に基づき、防災・減災対策に取り組み、適正な維持管理と長寿命化を図ってまいります。  上下水道の整備については、「十和田市水道事業ビジョン2019」に基づく強靱な水道施設の構築並びに十和田下水処理場及び農業集落排水処理施設の設備更新及び耐震補強工事に取り組んでまいります。  最後に、基本目標8「地域経済社会の持続的な発展を支える強固な経営基盤が確立したまち」に関してであります。  女と男がともに輝くまちづくりの推進については、誰もがその個性と能力を十分に発揮することができるよう、「第3次十和田市男女共同参画社会推進計画」の策定に取り組むとともに、引き続き働き方改革を踏まえ、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた環境づくりに努めてまいります。  行政改革の推進については、第4次行政改革大綱及び実施計画に基づく取組を着実に進め、業務の効率化や、多様化・高度化する市民ニーズに対応できるよう、より効果的かつ効率的な行政運営に努めてまいります。  また、外部評価を含めた事務事業評価の実施により、成果重視の市政運営に努めてまいります。  次に、令和3年度の財政見通しについてであります。  令和3年度の予算編成に当たっては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めるとともに、人口減少やデジタル化の推進、公共施設等の整備など様々な課題や新たな日常・働き方に対応したまちづくりを推進することとし、将来にわたって健全で持続可能な行財政運営を行うため、選択と集中により事業の重点化を図ることとしました。  この結果、一般会計予算の歳入歳出総額は、前年度比5.6%減の337億3,000万円となり、財政調整基金からの繰入額は、前年度から9,133万3,000円減の10億9,021万4,000円となりました。  また、地方債残高は令和3年度末において、378億4,793万4,000円の見込みとなっております。  今後も、人口減少や少子高齢化の進行に加えて、新型コロナウイルス感染症に伴う経済活動の停滞等による市税等の伸び悩み、さらには社会保障関連経費の増大が見込まれますが、本市の多彩な地域資源を存分に生かしながら、市民との協働によるまちづくりに取り組み、コロナ収束後も見据え、未来への希望に満ちあふれるまちづくりを力強く進めてまいります。  次に、ただいま提案いたしました議案について、その概要をご説明申し上げます。  報告第1号の令和2年度十和田一般会計補正予算(第12号)の専決処分及び報告第2号の令和2年度十和田一般会計補正予算(第13号)の専決処分は、いずれも除雪回数の増加に伴い、除雪委託経費を補正する必要が生じ、この補正に急を要したため専決処分したものであります。  報告第3号の令和2年度十和田一般会計補正予算(第14号)の専決処分は、新型コロナウイルスワクチンの接種に要する経費について補正する必要が生じ、この補正に急を要したため専決処分したものであります。  報告第4号の自動車事故に係る和解についての専決処分は、令和2年11月6日に発生した自動車事故に係る和解をしたものであります。  報告第5号の除雪作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分は、令和3年1月29日に発生した除雪作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定をしたものであります。  報告第6号の新同報系防災行政無線整備工事請負契約の一部変更契約の締結についての専決処分は、新同報系防災行政無線整備工事請負契約について、鋼管柱の規格変更及び屋外拡声子局増設アンプ、庁舎本館用分電盤の追加などに係る設計変更に伴い、契約金額を変更したものであります。  報告第7号の十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その1(建築工事請負契約の一部変更契約の締結についての専決処分は、十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その1(建築工事請負契約について、生涯学習ホールの床改修、屋根防水工事等に係る設計変更に伴い、契約金額を変更したものであります。  報告第8号の十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その1(電気設備工事請負契約の一部変更契約の締結についての専決処分は、十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その1(電気設備工事請負契約について、排風機等の電源ケーブル、自動火災報知機の追加等に係る設計変更に伴い、契約金額を変更したものであります。  報告第9号の十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その2(電気設備工事請負契約の一部変更契約の締結についての専決処分は、十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その2(電気設備工事請負契約について、非常用発電機の配電盤の変更、高圧引込気中開閉器の追加等に係る設計変更に伴い、契約金額を変更したものであります。  報告第10号の十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その2(機械設備工事請負契約の一部変更契約の締結についての専決処分は、十和田市民文化センター及び十和田市生涯学習センター長寿命化改修工事その2(機械設備工事)の請負契約について、地下機械室のダクト接合部に使用されているアスベスト含有材の撤去の追加、第1研修室等のダクトの更新の取りやめ等に係る設計変更に伴い、契約金額を変更したものであります。  議案第1号の十和田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、地方自治法の一部改正に伴い、市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責について必要な事項を定めるためのものであります。  議案第2号の押印を求める手続の見直しのための関係条例の整備に関する条例の制定については、市民からの申請等の際に押印を求めている手続を見直し、押印を不要とするためのものであります。  議案第3号の十和田職員定数条例の一部を改正する条例の制定については、市長の事務部局の職員の定数を見直すためのものであります。  議案第4号の十和田駐車場条例の一部を改正する条例の制定については、十和田市第2中央駐車場を設置するためのものであります。  議案第5号の十和田国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定については、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を改めるためのものであります。  議案第6号の十和田介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、第1号被保険者の令和3年度から令和5年度までの保険料率を定めるためのものであります。  議案第7号の十和田市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定については、道路構造令の一部改正に伴い、歩行者利便増進道路に係る市道の構造の技術的基準を定めるためのものであります。  議案第8号の十和田下水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、十和田都市計画下水道の計画変更に伴い、公共下水道の処理区域、処理人口及び1日最大処理能力を変更するためのものであります。  議案第9号から議案第14号までの定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結についての議案6件は、それぞれ野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町及び六ヶ所村との間において、平成24年10月4日に締結した定住自立圏の形成に関する協定について、成年後見制度の利用促進及び医療的ケア児支援のための連携推進に関する取組を追加するためのものであります。  議案第15号の(仮称)地域交流センター建築工事請負契約の締結については、この工事を6億7,650万円で田中建設・創建ホーム特定建設工事共同企業体と請負契約を締結するためのものであります。  議案第16号の十和田地区食肉処理事務組合規約の変更については、同組合の解散に伴う同組合の事務の承継について規約で定めるため、同組合規約の変更について協議するためのものであります。  議案第17号の十和田地区食肉処理事務組合の解散については、令和3年6月30日をもって同組合を解散することについて協議するためのものであります。  議案第18号の十和田地区食肉処理事務組合の解散に伴う財産処分については、同組合の解散に伴い、同組合の財産処分について協議するためのものであります。  議案第19号の青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更並びに青森県市町村総合事務組合規約の変更については、構成団体である十和田地区環境整備事務組合が令和3年3月31日をもって解散すること及び規約の所要の整理を行うことに伴い、青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合の共同処理する事務の変更並びに同組合の規約の変更について協議するためのものであります。  議案第20号の青森県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村職員退職手当組合規約の変更については、構成団体である十和田地区環境整備事務組合が令和3年3月31日をもって解散することに伴い、青森県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合の規約の変更について協議するためのものであります。  議案第21号の市道路線の廃止については、市道中村梅線ほか11路線を廃止するためのものであります。  議案第22号の市道路線の認定については、市道路線として元町2号線ほか7路線を認定するためのものであります。  議案第23号の令和3年度十和田一般会計予算について申し上げます。  歳入歳出予算それぞれの総額は、337億3,000万円となっております。  歳入については、その大宗を占める市税及び地方交付税のほか、国・県支出金及び市債などを計上いたしました。  歳出の主なものについては、先ほど市政運営の基本方針の中で主要事業としてご紹介したとおりであります。  継続費、債務負担行為及び地方債については、それぞれ見込額を計上いたしました。  次に、議案第24号から議案第27号までの令和3年度各特別会計予算について申し上げます。  国民健康保険事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ69億6,469万4,000円となっております。  後期高齢者医療特別会計予算については、歳入歳出それぞれ7億3,850万3,000円となっております。  介護保険事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ72億2,810万8,000円となっております。  温泉事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ2,630万6,000円となっております。  議案第28号の令和3年度十和田水道事業会計予算については、上水道事業及び簡易水道事業を合わせて申し上げます。  収益的収入及び支出については、収入に16億8,599万7,000円を、支出に16億7,012万1,000円を計上いたしました。  資本的収入及び支出については、収入に4億1,353万円を、支出に8億8,953万8,000円を計上いたしました。  企業債及び他会計からの補助金については、それぞれ見込額を計上いたしました。  議案第29号の令和3年度十和田下水道事業会計予算については、公共下水道事業、農業集落排水事業、小規模集合排水処理事業、特定環境保全公共下水道事業及び浄化槽整備事業を合わせて申し上げます。  収益的収入及び支出については、収入に25億8,242万6,000円を、支出に24億8,813万7,000円を計上いたしました。  資本的収入及び支出については、収入に13億7,717万4,000円を、支出に23億1,083万7,000円を計上いたしました。  債務負担行為及び企業債については、それぞれ見込額を計上いたしました。  議案第30号の令和3年度十和田病院事業会計予算について申し上げます。  収益的収入及び支出については、収入に91億3,116万8,000円を、支出に94億4,283万7,000円を計上いたしました。  資本的収入及び支出については、収入に12億2,284万円を、支出に14億7,049万4,000円を計上いたしました。  債務負担行為、企業債及び他会計からの補助金については、それぞれ見込額を計上いたしました。  議案第31号の令和2年度十和田一般会計補正予算(第15号)について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ3,870万3,000円を減額いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、450億5,621万3,000円となりました。  歳出の主なものについては、新型コロナウイルス感染症の影響を特に受けている飲食事業者を支援するための第2次飲食業支援給付金事業に要する経費の追加、十和田地域広域事務組合負担金の確定による減額のほか、農林水産業費として農業人材力強化総合支援事業に要する経費、土木費として除雪業務に要する経費の追加であります。  次に、歳入の主なものについては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を含む国庫支出金8億7,209万円の追加及び繰入金9億4,059万4,000円の減額であります。  繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正については、それぞれ見込額を計上いたしました。  議案第32号の令和2年度十和田国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ17万7,000円を追加いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、67億3,866万8,000円となりました。  議案第33号の令和2年度十和田後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,281万3,000円を減額いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、7億6,934万3,000円となりました。  議案第34号の令和2年度十和田介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,254万6,000円を減額いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、72億2,681万2,000円となりました。  議案第35号の令和2年度十和田水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。  今回の補正は、事業費の確定に伴う経費等について補正いたしました。  議案第36号の令和2年度十和田下水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。  今回の補正は、事業費の執行見込みに伴う経費等について補正いたしました。  企業債については、見込額を計上いたしました。  議案第37号の令和2年度十和田病院事業会計補正予算(第5号)について申し上げます。  今回の補正は、事業費の確定に伴う一般会計繰入金等について補正いたしました。  同意第1号の十和田教育委員会委員の任命については、令和3年3月28日をもって任期満了となる十和田教育委員会委員斗沢一雄氏を引き続き任命するためのものであります。  斗沢氏は、青森県立名久井農業高等学校校長などの要職を歴任するとともに、青森県教育庁において指導主事としての経験も有し、現在も、北里大学獣医学部及び青森県営農大学校の非常勤講師として学生の指導に当たるなど、人格が高潔で教育に関する識見を有しておりますことから、教育委員会委員に適任であるとの判断に至ったものであります。  同意第2号の十和田監査委員の選任については、令和3年3月28日をもって任期満了となる十和田監査委員髙岡和人氏の後任として久保光造氏を選任するためのものであります。  久保氏は、税理士事務所等での勤務を経て、現在、税理士として鳥越正美税理士事務所において活動をされており、会計事務について豊富な知識経験を有するとともに、人格が高潔で、地方公共団体の財務管理等に関し優れた識見を有しておりますことから、監査委員に適任であるとの判断に至ったものであります。  以上、提案いたしました議案の概要について申し述べましたが、詳細につきましては、その都度ご説明申し上げますので、ご審議の上、ご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 △発言の訂正について ○議長(畑山親弘) 市長 ◎市長(小山田久) 先ほどの提案理由の説明における字句の読み違いにつきましては、議長において処理してくださいますようにお願いをいたします。 ○議長(畑山親弘) ただいまの発言訂正の申出は、これを許可します。 △日程第19 議案第1号 十和田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について ○議長(畑山親弘) 次に、お諮りします。  日程第19、議案第1号 十和田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、地方自治法第243条の2第2項の規定に基づき、監査委員に意見を求めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、議案第1号については、地方自治法第243条の2第2項の規定に基づき、監査委員に意見を求めることに決定しました。 △日程第41 議案第23号 令和3年度十和田一般会計予算~日程第48 議案第30号 令和3年度十和田病院事業会計予算 ○議長(畑山親弘) この際、日程第41、議案第23号 令和3年度十和田一般会計予算から日程第48、議案第30号 令和3年度十和田病院事業会計予算までの各会計予算8件について、総括質疑を行います。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  お諮りします。議案第23号から議案第30号までの令和3年度十和田市各会計予算8件については、議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、議案第23号から議案第30号までの令和3年度十和田市各会計予算8件については、議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。 △日程の変更について ○議長(畑山親弘) 次に、お諮りします。  この際、日程の順序を変更し、日程第33、議案第15号 (仮称)地域交流センター建築工事請負契約の締結について、日程第37、議案第19号 青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更並びに青森県市町村総合事務組合規約の変更について、日程第38、議案第20号 青森県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村職員退職手当組合規約の変更について及び日程第49、議案第31号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第15号)を先議したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、日程の順序を変更し、日程第33、議案第15号、日程第37、議案第19号、日程第38、議案第20号及び日程第49、議案第31号を先議することに決定しました。 △日程第33 議案第15号 (仮称)地域交流センター建築工事請負契約の締結について ○議長(畑山親弘) 最初に、日程第33、議案第15号 (仮称)地域交流センター建築工事請負契約の締結についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  戸来議員 ◆21番(戸来伝) 今に至った経緯、それで設計変更があったと思うのですが、どこが設計変更されたのか、簡単に。 ○議長(畑山親弘) 農林商工部長 ◎農林商工部長(田村和久) ただいまのご質問にお答えいたします。  今回設計変更した部分につきましては、まず外構工事について、前回は仕様書の中に、別契約ということにしておりましたが、今回外構工事について、仕様書の中に含めたという変更点が1つでございます。  あとは、大きなものとしては、工事の工程上、堀った土が、敷地が狭いため、その土地の中に置くという予定でおりましたが、調査した結果、なかなかやっぱり難しいということなので、一旦掘った土を外へ持っていって、埋め戻しのとき、また持っていくと、そういう部分が仕様書として変更をしております。  あと、その他、その影響により工期が延長されておりますので、工期延長に伴う経費の増額という内容となっております。  以上でございます。 ○議長(畑山親弘) 戸来議員 ◆21番(戸来伝) 分かりました。これは、建屋の請負契約なのですが、水道とか、電気を含めたらどれくらいの事業費になりますか。 ○議長(畑山親弘) 農林商工部長 ◎農林商工部長(田村和久) ただいまの質問にお答えいたします。  まだ全て、建築工事以外の契約としては、電気、それから機械、それから舞台という3つの契約がありますが、これについてはまだ契約が完了しておりませんで、今月中に入札が行われる予定で事務を進めております。したがいまして、工事費の契約金額については、今確かな数字というふうな形ではお答え申し上げることができませんが、およそ、その予算上であります10億1,000万円強というぐらいの事業費を予定しております。  以上です。 ○議長(畑山親弘) 戸来議員 ◆21番(戸来伝) 私は、この建屋の設計の中で、請負が成立しているから、水道とか、電気も契約されているものと解釈して、総額聞いたのだけれども、ではこれから契約して、例えば規則どおりに2億円とか、2億円以上でしたか、超えればまた議会、臨時議会とかというのを開いて、開催する運びになりますか。 ○議長(畑山親弘) 農林商工部長 ◎農林商工部長(田村和久) お答えいたします。  先ほども申し上げましたが、契約はまだこれから入札ということになりますが、ルールどおり1億5,000万円を超える契約については、議会の議決を頂くということになりますが、その契約金額というか、予定価格上1億5,000万円を下回るような場合であっては、議会の議決ではなく、市長決裁において契約を結ぶという運びになります。  以上です。 ○議長(畑山親弘) ほかに質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) これにて質疑を終了します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 △日程第37 議案第19号 青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更並びに青森県市町村総合事務組合規約の変更について ○議長(畑山親弘) 次に、日程第37、議案第19号 青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更並びに青森県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 △日程第38 議案第20号 青森県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村職員退職手当組合規約の変更について ○議長(畑山親弘) 日程第38、議案第20号 青森県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 △日程第49 議案第31号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第15号) ○議長(畑山親弘) 日程第49、議案第31号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第15号)についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  戸来議員 ◆21番(戸来伝) まず最初に、この新庁舎の入り口が、いわゆる自動化が壊れたのかどうか。それで、大分長い期間不便をしたと思うのですが、その説明を願えますか。そして、そういう直したのは、どこの部署に入っているか。 ○議長(畑山親弘) 総務部長 ◎総務部長(中野孝則) 新庁舎西側の入り口のことだと思われます。強風の際に自動センサーが働きまして、自動ドアの開閉が続き、故障したものでございます。今回プッシュ式の自動ドアの方式に替えたということでございます。予算につきましては、現計予算の中で、庁舎建設事業の執行残額についてを流用させていただいております。  以上です。 ○議長(畑山親弘) 戸来議員 ◆21番(戸来伝) では、分かりました。  例えば繰越明許費の光ファイバーの関係なのですが、業者は年度内に終わらせようと思って、一生懸命やっているみたいですが、これの説明。  あと、17ページの農地費です。水利施設整備事業に180万円ほど増になっていますが、これはどこで、何の、どういうふうなのかの説明できますか。 ○議長(畑山親弘) 企画財政部長
    ◎企画財政部長(漆舘典子) まず、光ファイバー整備事業の繰越明許費の設定についてお答えいたします。  こちらの整備工事、また工事自体、国への実績報告等の手続に期間を要するということで、令和3年度に繰越しを行うものです。事業といたしましては、令和4年3月までを見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(畑山親弘) 農林商工部長 ◎農林商工部長(田村和久) 17ページの農地費の水利施設整備事業についてでございますが、これにつきましては、場所が相坂平の部分という工事の内容になっております。  以上です。 ○議長(畑山親弘) 戸来議員 ◆21番(戸来伝) すみません。もう一回、ちゃんと聞こえるように。  光ファイバーは、今工事して、今年中に終わると私は思うのだけれども、まだ国の、いわゆる補助事業とか、いろいろなことを考えれば、繰越明許費が必要だという捉え方でいいですか。  それと、さっき言ったところは、農林商工部長の、もうちょっと分かりやすくお願いします。 ○議長(畑山親弘) 企画財政部長 ◎企画財政部長(漆舘典子) 光ファイバーの整備工事につきましては、市内全域に及ぶということで、工事自体の終了は大体年内くらいというふうに見込んでおります。その後、国への実績報告等手続がございますので、令和4年の3月頃までを見込んでいるということでございます。  以上です。 ○議長(畑山親弘) 農林商工部長 ◎農林商工部長(田村和久) 大変申し訳ございませんでした。工事の事業については、相坂平幹線用水路の整備という部分でございます。場所のほうについては、赤沼、沼袋の北側というか、というところになります。  以上でございます。       (「分かった。了解」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ほかに質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) 総務部長 ◎総務部長(中野孝則) 先ほどの答弁で、新庁舎西側の自動ドアと申し上げましたが、北側の自動ドアでございますので、訂正お願いいたします。 ○議長(畑山親弘) これにて質疑を終了します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 △休会の件 ○議長(畑山親弘) 以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。明4日から11日までの8日間は、常任委員会審査及び議案熟考等のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、明4日から11日までの8日間は、休会することに決定しました。 △散会 ○議長(畑山親弘) 来る12日は、午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。  大変ご苦労さまでした。                           午後 3時52分 散会...